気持ちの整理

あなたが休むことで、職場の未来が変わるかもしれない

どうも、サラリーマンこあらです。


休むって、なんだか申し訳ない。

休職って、なんだか負けた気がする。


そんなふうに思ってしまいがち。

でも、「休む」という行動には、ただ「自分を守る」という意味だけではなく、もっと大きな意味があるのかもしれない。


休職することで、職場の環境改善が動き出す可能性がある。

「忙しすぎる職場」は、基本的にそのまま放置される

世の中には、想像以上に過酷な労働環境が存在する。

慢性的な残業、常にギリギリの人員、誰かが倒れそうになってもなお、止まらない仕事の流れ。


ただ、たとえそのような状況であっても、表面上、問題なく仕事が回っている限り、組織側や人事は労働環境の改善に向けて動かないことが多い。

現場がどれだけ疲弊していても、報告もなく、数字的なトラブルもなければ、「問題なし」として放置されるのが現実。

いくら言葉で「辛い」と上司に訴えても、数字が動かない限り、聞き流され、会社の上層部は動かない。

あなたが“倒れる”ことは、組織への無言のメッセージになる

でも、もし、誰かが休職したらどうなるか?

その休職者が発生したという“事実”は、無視できないメッセージになる。


職場にとって、1人が業務から離脱するというのは、少なからず痛手になる。

そして、「現場は回っていない」「誰かが限界を超えていた」という事実が、“人が減った”という明確なかたちで組織側に突きつけられる。


それをキッカケに、上司も、他部署も、人事も、本気で考え始める可能性がある。

「あれ、もしかして、今のままではマズいのでは?」と。


つまり、自分が休むことで、職場に一石を投じることができる。

それは“自分のため”だけじゃなく、“誰かのため”にもなる

勇気ある休職は、これまで声を上げられなかった同僚にとって、ひとつの突破口になる可能性だってある。


「先に休職した人がいる」という事実は、

周りにとって「自分だけじゃないんだ」と、大きな安心につながる。

「休んでも大丈夫なんだ」「逃げても良いんだ」という気付きにつながる。


つまり、自分が起こす「休む」という行動は、“自分だけのため”じゃない。

“周囲の人を守るアクション”にもつながる可能性があるということ。


自分が「限界だ」と認めることで、それを我慢してきた職場の空気を、少しずつ変えることができるかもしれない。

勇気を持って休む。それは立派な「職場改善」の一歩

私に限らず、休職することに罪悪感を抱く人は、きっとたくさんいるはず。

でも、こう考えたらどうでしょうか。


自分が休むことは、決して我がままではない。

職場への、立派な問題提起なんだ、と。


組織の中で、「これは無理がある」と実際に声をあげるのはとても難しい。

声を上げたところで、「頑張れ」で終わってしまうことも多々ある。

「今、できているのに、何が無理なんだ?」と、逆に責められることもある。


だからこそ、「身体を壊してしまった」「限界を超えた」という行動としてのメッセージは、どんな報告書よりも、どんな会議資料よりも、組織側に強く刺さるはず。

自分の休職は、職場を変えるかもしれない

自分が休むことで、回らない業務が出てくる。

自分がいないことで、負担が他に波及する。

そしてそこで初めて、組織は動き出す。

改善を考え始める。


正直、そうなる前に、組織として対策をとって欲しいのが本音。

でも、そうではないことがほとんど。

そこに火をつける第一歩は、あなたの“休職”かも。


限界を感じているなら、罪悪感を抱くことなく、自信を持って、休む。

休むことは、自分を守るだけじゃない。

職場の未来を、良い方向に動かすかもしれない、勇気ある小さな一歩

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