どうも、サラリーマンこあらです。
「仕事が忙しくて、心も身体もボロボロ。もう限界だ。」
そのような状況から休職に入ったものの、「これで良かったのだろうか」と罪悪感を抱えていないか?
私自身、数年前に心身の限界を迎えて休職した経験がある。
そして現在進行形で、2回目の休職中。
もちろん、「これでいいのか?」という後ろめたさや罪悪感も経験している。
今日は、その気持ちの整理の仕方について、私の考えを書いてみたいと思います。
これは人生の夏休み
休職前の私は、朝から晩まで働く日々。
休日だけが、唯一、“自分の時間”を使える日。
それが「休職」という、ある日を境に、長期の自由な時間が与えられる・・・。
最初はやはり、戸惑いました。
特に現在の休職は2か月半と、1回目の休職(1か月)とは比べ物にならないくらい長く、
罪悪感、
焦り、
無力感、
といった感覚が、自分の気持ちの中に湧き上がってくるのを、すごく強く感じました。
でも、ある日ふと、こんなふうに考えてみたんです。
学校には、夏休みや冬休みの長期休暇がある。
会社にも、盆や年末の長期休暇がある。
だったら、人生にだって“夏休み”があってもいいはずだ、と。
そう思った瞬間、気持ちが少し楽になりました。
罪悪感ではなく、
「これは自分の人生を見つめ直すための時間なんだ」と考えられるようになりました。
丸一日、自分のために使える時間がある
休職中、仕事中心だった生活から一変して、私は、
- 自分の考えや心を整理する読書の時間
- 家族と何気ない会話を楽しむ時間
- 家族のために普段は作らない献立を考えて料理する時間
- 何もせず、ただぼーっとする時間
など、自分自身と自分の大切な人のために時間を使って過ごしています。
そして、その中で、自分自身のケアや家族との時間は、自分にしかできない大切なことだと、改めて気が付きました。
仕事をして、社会の中で「役に立つ人間」であろうとすることも大切。
でもその前に、「自分の人生を生きること」が何よりも大切なんだな、と気付かされました。
自分が抱えていた仕事は、結局、誰かがやれば良いし、自分ではなくても、できますから。
あなたにも、人生の夏休みがあっていい
もし今、あなたが休職していて後ろめたさを感じているとしても、
それは、
決して「逃げた」わけではないということを、覚えておいてほしいです。
あなたは今、
心と身体を守るために立ち止まり、
自分の人生を見つめ直すために、
大切な時間を使っている。
それは、とても勇気のある選択です。
仕事だけが人生じゃないです。
働くだけが、生きることじゃないです。
休むという選択肢を持っていて良いと思います。
今は「人生の夏休み」だと考えて、
思い切って、
自分と、自分の大切な人たちのために時間を使ってください。
それは、あなたのこれからの人生にとって、きっと大きな意味を持つ時間になるはずです。
最後に
焦らなくて良い。
心が少し落ち着いたら、また少しずつ、動き出せばいい。
自分のペースで、自分らしく生きるために。
人生の夏休みは、きっと、あなたの人生を豊かにしてくれるはずです。