どうも、サラリーマンこあらです。
朝から晩まで仕事をこなして、
気づけば日が暮れ、帰宅後はぐったり。
「今日も何とか乗り切った」とため息をつく。
寝ようと思ってベッドに入っても、頭に浮かんでくるのは仕事のこと。
週末も、頭から仕事のことが離れない。
そんな日々が続いているなら、ちょっと立ち止まって、考えてほしい。
その仕事は、本当に“重要”なのか?
私が以前、休職から復帰したとき、
自分の机には、処理されずに放置された仕事が山積み。
また、
あるとき人事異動で前任者の仕事を引き継いだときも、
未処理の案件がどっさり残っていた。
でも不思議なことに、
どちらの時も、職場は何の問題も無いかのように回り、
上司も、そのことに気づいてすらいない。
つまり、必死で処理しようとしていた目の前の仕事は、
“やらなくても問題にならない程度のもの”だった。
大切な仕事なら、組織は放っておかない
本当に重要な仕事って、組織として優先的に処理されるはず。
放っておいたら危機になるような仕事は、誰かが代わりにやるはず。
あるいは、きちんと対応策がとられるはず。
でも、降りかかってくる日々のタスクの中には、
言い方は悪いが、
「やってもやらなくても変わらない」ような、どうでもいい仕事が山のようにあるのも事実。
でも、責任感が強くて、真面目で、優しい人ほど、
仕事の重要度に関係なく、
締め切りを守り、
きちんと処理するように取り組む。
「私がやらなきゃ」
「放っておくのはダメ」
その気持ちは痛いほど分かる。
ただ、仕事に対するその姿勢が、素晴らしさである一方で、自分を苦しめる原因でもあります。
限界を超えるまで、頑張る必要は無い
では、「どうでもいいと思う仕事はしなくても良いのか?」というと、そうではない。
どうでも良いかどうかは、自分が勝手に判断するものではないし、
組織の別の誰かの大切な仕事の一部だったり、
何かの役に立っている可能性がある。
そして何より、
仕事としてある以上、サラリーマンとしては、やらなければいけない。
大事なのは、「限界を超えてまで頑張る必要は無い」ということ。
限界を超えて、心と身体が壊れてしまっては、取り返しがつかなくなる。
使っているのは、自分の命の時間
毎日使っている時間は、自分自身の“命の時間”です。
その貴重な時間を、
どうでもいい業務報告や、意味のない会議のために、
使い果たしていいのでしょうか?
朝から夜まで働いて、帰ったら寝るだけ。
休日は疲れて何もできず、また月曜日が来る。
そんな毎日が続いているなら、それは自分の人生を“仕事だけ”に明け渡している状態。
でも、あなたの命は、仕事のためだけにあるわけじゃない。
- 家族と笑い合う時間
- 好きなことに没頭する時間
- 自分自身を休ませる時間
それらすべてが、“自分の人生”にとって大切な時間なはず。
仕事は、誰かが何とかする
だから、
どうしても限界を感じたら、
休んで良い。
自分自身のやり方で、
責任感を持って一生懸命仕事をする。
その中で、
限界を感じたら、休んで良い。
もし、「このままじゃ壊れそう」と感じているなら、
迷わず休む。
離れる。
それは“逃げ”じゃない。
自分が自分らしく生きていくために、必要な選択肢。
本当に大切なのは、
「今、ここで頑張り続けること」ではなく、
「明日も、笑顔で、健康で、いられること」。
自分の心や身体を犠牲にしてまでやるべき仕事なんて、
世の中には、実はほとんど存在しない。
仕事は、誰かがなんとかしてくれる。
なので、自分の人生を豊かにするために働くのであって、仕事のために人生を差し出す必要はない。
自分の時間、
自分の心、
自分の人生
それを大切にできるのは、自分だけですからね。