気持ちの整理

プライドを捨てる勇気が、自分を救うかもしれない

どうも、サラリーマンこあらです。

「もう限界だ。逃げたい」

今の仕事についてそう思ったとき、どんな理由を探す?


「家族の体調が悪くて」

「子どもの面倒を見ないといけなくて」

「親の介護が必要で」


本当は、自分の心がもう限界なのに、自分以外の何かを理由にしないと、休めない。


なぜなら、「メンタルが壊れたから」なんて、かっこ悪い。

弱い人間だと思われそう。

負けたような気がする。


そんなふうに、プライドが邪魔をする。

逃げたいけど、正当な理由が欲しい

仕事を途中で投げ出すのが嫌。

周りに迷惑をかけたくない。

自分だけが休むことが申し訳ない。

自分の都合で休むのが怖い。


そう感じて、休むために”外的な要因”や“仕方ない理由”を探してしまう。

プライドが素直な気持ちを邪魔してしまう。


でも、この考え方から抜け出せないと、考え方が、どんどん良くない方向に偏っていく。


「体調不良で入院すれば、誰にも責められないのに」

「骨折でもすれば、しばらく会社を休めるのに」

「交通事故でも起きたら、休むきっかけになるのに」


こんな考え頭をよぎったら、危険信号。

でも、私自身、仕事が辛くて、休みたくて、でも休めなくて、という状況で、この考えが頭に浮かんできた経験があります。


たぶん、こういう考えは珍しい話ではないと思います。

限界まで頑張っている人ほど、こうした思考に陥りやすくなるんじゃないかなと。


「自分から休む」という発想ができない。

「自分のために休む」という発想ができない。

だから、何か、どうしようもないキッカケが欲しくなる。


ただ、この思考を放っておくと、最悪の場合、「死んでしまえば楽なのに」という結論を導き出す可能性がある。

プライドが強い人ほど、危うい

メンタルが限界に近づいていることは、本人が一番分かっているはず。

でも、その事実を“自分で認める”ことができない


なぜなら、それを認めた瞬間に、「今までの自分が崩れてしまう」ような気がするから。


人に頼らず、弱音も吐かず、黙って踏ん張ってきた。

そんな自分に誇りを持っていたからこそ、「心が壊れそう」なんて、誰にも言えない。


でも、さっきも書いたとおり、そのプライドが、自分をより悪い方向に導いていることに、気が付いて欲しい。

「職場の自分」が自分の全てではない

人生において、自分には、様々な“役割”があります。

職場での自分、家族としての自分、友人としての自分、そして、“何者でもない”自分。


でも、仕事が忙しくなると、いつの間にか「職場の自分」だけが、すべてになってしまう。

「ちゃんと働いてる自分じゃないと、価値がない」

そう思い込んでしまう。


でも、「それは違う!」と声を大にして言いたい!

自分の価値は、仕事だけで測れるものではない。

仕事を休んだからといって、誰にも否定されるものではない。

そして、自分自身も、自分を否定しなくていい。

だからこそ、プライドを捨てていい

もし、今、「もう限界だけど、正当な理由が見つからない」と思っているなら。

自分が何を守ろうとしているのか、考えてみてほしい。


守りたいのは、

体裁やプライド?

自分自身の健康な心と身体?


仕事が辛い。

心がしんどい。

朝が怖い。

それだけで、休む理由には十分。


「心が疲れました」


それを理由に休むのは、何も恥ずかしいことではない。

むしろ、それを口にできる人こそ、本当に心が強い人。

あなたが壊れる前に

「交通事故に遭ったら、楽になるかも」

「病気になれば、しばらく休めるのに」


そう思い始めたら、かなり危険信号。

その先には、自分自身を傷つける選択しか残っていないかも。

だからこそ、仕事から逃げた私から、本気で伝えたい。


壊れる前に、逃げていい。

自分の健康を守れるなら、プライドなんか捨てていい。

「もう無理」と言って、立ち止まっていい。


自分自身は、自分が守らないと壊れてしまう。

プライドを守るより、命を守ってほしい。


仕事をしている自分が全てじゃない!

↓ 応援よろしくお願いします

【心が軽くなる書籍】

-気持ちの整理