どうも、サラリーマンこあらです。
仕事をしていると、「～しなければいけない」がたくさん押し寄せてくる。
その波に流されて溺れてしまわないように、気をつけて下さい。
それ、本当に「あなたにしかできない仕事」？
サラリーマンであれば、業務分担や上司命令で
「あなたの担当はこの業務だ」
「この仕事はあなたにお願いする」
と言われることは当たり前。
そして、自分自身もそれを受け入れて、仕事をしている。
ただ、仕事をしていく中で、責任感から徐々に、
「これは自分にしかできない仕事だ」
「自分がやらなければ、誰がやるのか」
という考え方に変わり、気づかないうちに自分を追い詰めてしまうことがある。
そんなときは、ちょっと立ち止まって冷静に考えてみてほしい。
仕事において、「絶対にその人にしかできないこと」なんてあるのか？
たぶん、そんな仕事は存在しないと気が付くはず。
責任感が、いつの間にか「思い込み」に変わる
責任感が強い人ほど、周りの期待や言葉に応えようと頑張ってしまう。
「私がやります」
「私に任せてください」
その姿勢は、確かに素晴らしいと思う。
職場でも信頼され評価される。
でも、その「私がやらなければ」が、知らず知らずのうちに自分を追い込む。
最初は周囲の期待に応えていただけだったのに、いつの間にか「これは自分以外には出来ない」と思い込んでしまっている。
そんな風に、責任感が“ねじれ”てしまうことがある。
一人で抱え込まなくていい
まず、組織である以上、仕事はチームで回すもの。
誰かが休んでも、
誰かが退職しても、
多少の混乱があろうと組織は動き続ける。
裏を返せば、それは「一人で背負う必要はない」ということ。
自分の代わりに誰かがやることもできるし、代替可能なように設計されているのが本来の組織の仕組み。
だから、「自分がやらなければ」という考えから、自分を解放しても大丈夫。
「しなければいけない」だけが人生じゃない
もちろん、サラリーマンである以上、やるべき仕事があるのは当然。
全てを投げ出して「やりたいことだけをやる」なんて、そんな都合の良い話は無い。
でも、だからといって「しなければいけない」に縛られすぎても良くない。
自分の本音、自分の「したいこと」に目を向けること
自分の「したいこと」に目を向けること。
これは、健康的な生き方を守るための、大切なポイントになる。
「しなければいけない」に縛られて、疲れてしまっているのなら、押し殺している「したいこと」に目を向けてみることが大事。
- 「休みたい」
- 「眠りたい」
- 「気分転換したい」
- 「静かな時間がほしい」
そんなふうに思っている自分がいるなら、心が壊れてしまう前に、その声に、ちゃんと耳を傾けてほしい。
今はまだギリギリ頑張れているかもしれない。
でも、そのまま「しなければいけない」に全力で向き合い続けると、心は限界を超えてしまう。
そうなる前に、自分の本音に気付いてあげてほしい。
もっと、自分の心に正直になっていい
人から言われた「あなたにしかできない仕事」に縛られて、
「自分がやらなきゃダメだ」と思い込んで、
いつの間にか、自分の気持ちや体力を犠牲にしていないだろうか。
仕事を真剣に考えることと、自分を壊してまで頑張ることは、別物。
「しなければいけない」に振り回されるのではなく、
「自分は本当はどうしたいのか」を、もっと大切にしていい。
これは、これからの人生を素晴らしいものにしていくための、大切な「選択」。
まずは今日一日、
「〜しなければ」ではなく、
「〜したいから」に、
素直に従って過ごしてみる。
それだけでも、今までと違った自分に気が付くかもしれない。
