どうも、サラリーマンこあらです。
「ここを乗り越えるまで…」
「この山を越えるまで何とか…」
「もう少しだけ頑張れば、何とかなるはず…」
そんなふうに、自分の心と身体にムチを打って、責任感を持って今日も仕事に向かっている人へ。
その責任感、ちょっと見直してみませんか?
その責任感、素晴らしい。でも
責任感があるのは、間違いなく素晴らしいこと。
会社のことを、
同僚のことを、
取引先のことを、
周囲のことを考えて、
一生懸命頑張るのは、すごい。
真面目で、頑張り屋。
でも、その真面目で頑張り屋の源である責任感が、自分自身を壊す諸刃の剣になっていないか。
その仕事、本当に自分にしかできないのか?
自分が休んだら、現場が回らない。
自分がいなければ、プロジェクトが止まる。
自分がやらなきゃ、同僚に迷惑をかける。
そう思って頑張っているかもしれない。
でも、ちょっと冷静になって考えてみてほしい。
その仕事、本当に自分にしかできないか?
その仕事を自分がしないと、会社、倒産するか?
その仕事を自分がしなかったら、人類が滅亡するか?
・・・しませんよね?
無理の代償は、あまりにも大きい
では、その逆はどうか。
もし、自分が、そのまま無理を続けたら・・・
身体が壊れるかもしれない。
心が壊れるかもしれない。
自分の人生が、終わってしまうかもしれない。
自分の大切な人たちを、悲しませてしまうかもしれない。
そんな危険性を抱えてまで、その仕事をする必要はあるか?
自分が休んでも、抱えていた「仕事」は、代わりの誰かがやるだけ。
でも、自分の人生は、誰にも代わりがきかない。
その事を、ぜひ、忘れないでほしい。
自分を犠牲にする責任感なんて、いらない
「誰かのために」とは、すごくかっこいい言葉。
でもそれが、「自分を犠牲にしてまで」することなら、それはもう責任感ではない。
責任感は、自分の人生を豊かにするために発揮するべきもの。
自分の幸せのため、
自分の大切な人の幸せのため、
大切な人と笑い合うためにあるべき。
自分と一緒に笑っていられることが、家族や友人にとって一番嬉しいこと。
自分の素晴らしい責任感は、自分のために使ってほしい。
そして、大切な人のために使ってほしい。
最後に伝えたいこと
「仕事から逃げてもいい」
「仕事を休んでもいい」
それは“甘え”ではない。
それは“弱さ”でもない。
それは、
自分自身を大切にするという”強さ”です。
もし今、仕事が辛いなら。
自分に必要なのは、頑張ることではないはず。
心と体が限界を迎える前に、
手を止めること、
立ち止まること、
そして、
深呼吸すること。
自分のために、もっと自由に、もっと幸せになっていい。