どうも、サラリーマンこあらです。
「休んでいるのに休めない人」
今日は、そんな視点で書いてみたいと思います。
はじめに
休職中なのに、心の底から休めていない。
「早く職場に戻らなきゃ」
「自分だけサボっているようで申し訳ない」
そんな後ろめたさや罪悪感に、心がモヤモヤする。
私は休職中、いつも心のどこかにこの感情がありました。
焦りというか、
不安というか、
罪悪感というか、
言葉にしにくいモヤモヤした感情が頭の中にあって、落ち着かない・・・。
自分で言うのもアレですが、たぶん、私は真面目。
真面目で責任感が強い人ほど、義務感を自分に課してしまう。
でも、休職している時に必要なのは、自分自身の「本当の声」に耳を傾けて、聞いてあげること。
罪悪感と焦燥感が、休むことを邪魔する
仕事を休職している時に湧き出てくる気持ち。
「早く復帰しなければいけない」
「家族や職場に迷惑をかけて申し訳ない」
「みんな働いているのに、じぶんだけ休むなんて世間体が…」
この気持ちは、根っこをたどると「他人からどう思われるか」を気にすることが原因。
休職という行動自体は正当でも、頭の中で「休むなんて甘えていると思われるかも」と気にしてしまい、それがループして、気持ちが休まらなくなる。
真面目ゆえの「逃げられない」自分
真面目さというのは、本来は、とても素晴らしい長所。
しかし同時に、「手を抜く=甘え」と考えてしまうと、心が壊れるまで走り続けてしまうリスクもある。
そして、心が壊れて休職した後も、その真面目さゆえに、仕事をしていない自分に納得ができず、職場の人や家族、親族の目が気になって、十分な休息が出来なくなってしまう。
その結果、自分の気持ちや、自分の「やりたいこと」が見えなくなって、焦りや不安を感じてしまう。
他人基準ではなく、自分本位になるために問いかける
もし休職中に、仕事を休んでいる自分に不安を感じ、復帰について焦りを感じたときは、
「私は本当はどうしたい?」
「仕事が好きだから復帰したい」のか、「仕事をしなければいけないから復帰する」のか?
と、問いかけてみる。
すると、おそらく、ほとんどの場合、自分の答えは後者であることに気づくはず。
そして、「やりたい」ではなく「やらなければ」に縛られている自分に、気がつくはず。
自分の心に「許可」を出す練習を
いま必要なのは、自分自身に「休んでいい」と許可を出すこと。
もっと強い言い方をするなら、自分自身で「休む!」と覚悟を決めること。
そして、
小さくでもいいから、自分が「楽しい」と思えることを1つ選ぶ。
人と比べず、自分のペースで過ごす時間をつくる。
「今日は何もしない日」と決めて、本を読んだり、散歩したりしてみる。
自分で自分を「許可」して、自分の中に「休む」という気持ちを落とし込むうちに、他人の目より、自分の心の声が大きく聞こえるようになるはず。
弱さをさらけ出す強さ
「弱音を吐くのはかっこ悪い」という思い込みは手放す。
本当の強さとは、
自分の限界を認めて、適切に休む勇気を持つこと。
- 心理的プレッシャーを自覚し、医師や信頼できる人に相談する
- 休職制度や産業医面談など、「制度を使うべき自分」に許可を出す
- 自分の感情を否定せず、「いまは辛い」と素直に受け止める
それができる人こそ、長い目で見て最も強い人。
まとめ:あなた自身を、いま一度大切に
自分の価値は「働いているかどうか」だけで測れない。
- 他人の目より、自分の内側の声を信じること。
- 休むことは「逃げ」ではなく、「立ち止まって次に進むための英断」。
- 小さな「自分許可」を積み重ねて、自分本位の生き方を取り戻す。
周りの声ではなく、自分の心に耳を澄ませる。
休職中のいまこそ、自分の「本当の望み」を育むチャンス。
あなたの休みに対する罪悪感が、少しでも軽くなるように。
そしてまた、自分の意思で仕事に向かえる日が来るように。
この記事が、その一歩になると幸いです。