気持ちの整理

あなたの代わりはいる。でも、それはあなたが“いらない”という意味じゃない

どうも、サラリーマンこあらです。


「私がいないと、この仕事は回らない」

「他の人にはできないから、やるしかない」

「自分が頑張らないと、みんなに迷惑がかかる」

──そんなふうに思いながら、今日も残業。


私も、このタイプ。

どこかで“自分は組織に必要な人間でありたい”と思っていたし、“代わりのいない存在”になることで、自分の価値を証明できる気がしてた。


でも、ある時、仕事をし過ぎて、心と身体が限界を迎えました。

夜も十分眠れず、情緒不安定になり、食欲も無い。

なんとか出社して、無理をして仕事をこなす。

でも、そんな日々は長くは続かず、最終的に限界を迎えました。


そして、気づかされたことがあります。

組織に“必要不可欠な人間”なんて、ほとんどいない

これは、冷たい言い方に感じるかもしれない。

でも、事実です。

あなたも、私も、上司も、部長も、組織に必要不可欠な人間なんて、ほとんどいない。


組織というものは、誰か一人いなくても、問題なく回るように設計されている

人が抜ければ、誰かがフォロー。

業務が滞れば、優先順位を変えて乗り切る。

その場その場で人が補われ、時間が経てば、その人の不在さえも“当たり前”になっていく。

それが組織というもの。


つまり、私一人が抜けても、誰かがなんとかする。

もちろん一時的に混乱はあるかもしれない。

でも、いずれは収まる。


だからといって、これは「その人は不要だ」という意味ではありません。

むしろ、互いに支え合って、補い合えることこそが、健全な組織のあり方。

壊れてまで責任を抱える必要はない

責任感が強い人ほど、自分を犠牲にして、仕事を一人で背負い込む。

でも、それって本当に「責任」?


本当の責任とは、”自分を守ること”も含まれていると私は思います。


倒れてしまったら、長期間の離脱になるし、業務はもっと混乱する。

それならば、壊れる前に休む方が、よほど“責任ある判断”。

辛いなら休んで大丈夫。必ず誰かが代わりをしてくれる

残業が続いて、心も身体もしんどいなら、まずは休む


「休む」という選択に勇気が要るのは分かる。

でも、まずは自分自身の健康が、何より最優先すべきこと


業務は心配しなくて大丈夫。

休んだら、代わりに誰かが処理してくれる。

それは「仕事を奪われた」ということではなく、「立ち直るまでのバトンリレー」。

“壊れてから休む”のではなく、“壊れる前に休む”を選んで

仕事は大事。

でも、命や健康より大事な仕事なんて、存在しない。


真面目な人ほど、「まだ頑張れる」と自分に言い聞かせてしまう。

でも、

その頑張りによって、取り返しのつかないことになる可能性もある。

だからこそ、まだ大丈夫なうちに、「休む」という選択肢を選ぶべき。


休むことは、負けじゃない。

自分を守るための、最も大切な選択。


職場には、代わりに仕事をしてくれる人がたくさんいる。

でも、自分の人生で、自分に代わる人間はいない

親にとっても、妻にとっても、子どもたちにとっても、あなたに代わる人間はいない。

人生の主役である自分を最優先すること。

これが最も大事なこと。

壊れる前に、休んでいい。

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